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SEOの内部対策のなかでも重要度の高く、うまくいけば大きな成果が得られやすい「内部リンク」の調整について、解説しています。

外部対策(リンクビルディング)は相手がいるのでコントロールできないですが、内部対策はサイト担当者自身でフルコントロールして調整出来る要素なので、徹底的に磨き上げていきましょう。

内部リンクの役割

結論から言えば、内部リンクには、検索エンジンに対しては以下3つの役割があると考えています。

  1. クローラビリティ向上
  2. サイト内の相対的重要度の伝達
  3. トピッククラスタの伝達

順に説明します。

クローラビリティ向上

内部リンクとはすなわち「サイト内のページ同士をつなぐリンク」なので、クローラーが巡回する道になります。

離れ小島になっていたらaタグでたどり着けないように、クローラーからしてみてもそのようなページは発見することは難しいです。

そのため、重要なページにもクローラーが巡回してきやすいように内部リンクを設計しましょうね、という話が1つ目の役割です。

サイト内の相対的重要度の伝達

内部リンクが貼られている量や質によって、サイト内におけるコンテンツの重要度のシグナルを伝えることもできます。

内部リンクが向けられている量

想像してもらえたらわかりやすいですが、たった1つのページからしかたどり着けないような内部リンクでは、サイト内において登場回数が低いことになるので、「それほど重要なページではなさそうだな」と伝わります。

パンくずリストがよくある施策例だと思いますが、

TOP > エリア検索 > 東京都 > 台東区 > 上野

とあれば、だいたいは左から内部リンクが集約される本数が多いと思います。

また、ページ群のリンクのつながり方から、コンテンツの従属関係(ヒエラルキー)もわかるようになるので、

「ふむふむ、このページはエリア検索のなかの東京都の台東区の上野の内容について書かれたページなのだな」

と伝わりやすくなります。

内部リンクが向けられている質

こちらは評価が高いページから内部リンクを貼ってあげると、そのリンク先のページにリンクジュースが行き渡ったり、サイト内における重要度を伝えるシグナルとなって、評価も高まりやすい、ということです。

トピッククラスタの伝達

トピッククラスタとは、要するに「どういうトピックのページ群とつながっているのか」。

関連記事同士を内部リンクでつなげると評価が高まると言われているのは、このトピッククラスタの伝達がしやすくなるからです。

「悪いヤツの友達は、だいたい悪いヤツ」みたいなことです。

なので、カテゴリやタグ、レコメンドなどで関連する属性をもつページ同士を内部リンクでつなげることで、それぞれのページがどういうトピックのものかが伝わりやすくなり、評価されやすくなります。

補足として、アンカーテキストの役割も解説しておきますと、アンカーテキストの役割について、私がよく例えるのが「行き先を示す看板」です。

例)

SEOの勉強法についての関連記事はこちら

と書くと、アンカーテキストは「こちら」となり、リンク先のページの情報伝達量がほぼ皆無ですが、

SEOの勉強法についての関連記事は
【保存版】実務家が伝える、初心者向けのSEOの学習方法
が参考になります。

と書くと、アンカーテキストは「【保存版】実務家が伝える、初心者向けのSEOの学習方法」となります(この場合は記事タイトル)。

こうすると、リンク先のページのトピックを表す「SEO」や「学習方法」のキーワードが含まれるため、検索エンジンにとってどのような内容が書かれているページなのかが伝わりやすくなります。

これがアンカーテキストの役割です。

ただ、キーワードを詰め込むほど良い、というものでもないので、ユーザーにとってもくどくない自然な表記に留めるのが良さそうです。

本質を知れば、小手先に振り回されないですむ

内部リンクの役割をもう一度まとめると

  1. クローラビリティ向上
  2. サイト内の相対的重要度の伝達
  3. トピッククラスタの伝達

です。

抽象論で理解してしまうと施策に落とし込みにくいものですので、検索エンジンの処理から理解をしてみると、施策立案に活かしやすいのでおススメです。

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