こんにちは、マーケターのムロヤ(@rmuroya)です。
SEOの勉強って難しいですよね…。SEOでブログやWebサイトのアクセスを伸ばしたいけど、どこに有益な情報が載っているのか、どの情報を信じたらいいかわからなかったり、どういうふうに施策立案していけばいいのか迷う人も多いと思います。
私も同じような道を辿ってきました。今ではだいたいロジックで解法は導き出せるようにはなりましたが、SEOのインプットには本当に苦労しましたね…。
そこで、これからSEOを勉強したいと思っている初心者の方を対象に、これまでのさまざまな成功・失敗体験から学んだ「ここをおさえておけばまずはOK!」というポイントをまとめてみました。
SEOでは、たくさん痛い目にも遭ってきましたので、同じ轍を踏まないように…、という想いも添えて。
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SEOに取り組むにあたっての三原則
まずは「h2タグ」だの「内部リンク」だの「クローラビリティ」だの「noindex」だの「canonical」だのは置いといて、
① 「検索ユーザー」への価値提供を心がける
② Googleの検索エンジンは完璧ではないため、技術的調整(コーディングとか)も忘れない
③ 日々変動するアルゴリズムに振り回されず、①②を追求する
の三原則を頭にインストールしましょう。これでOSは万全です。あとはベストプラクティスを積み重ねられるように、現状とギャップの把握、そして打ち手の把握をしていきましょう。
SNSと同様で、プラットフォーマーのアルゴリズムへの向き合い方はたいだい同じ姿勢で大丈夫ですね。
この重要な考え方(というかマインドセット)について、視覚的にも理解しやすいよう、過去の登壇資料のスライドシェアの図解も添えておきます。
全スライドはこちらからご覧いただけます ↓
SEO学習にオススメの方法
3つにまとめました。
教典であるGoogleの公式情報を見るべし
インプットにあたっては、まずは神を参照しましょう。すべては神が握っています。
Googleの公式情報(ヘルプページなど)を徹底的に目を通していきましょう。大切なことは、Google先生がだいたい教えてくれています。Google先生の教えを軽視してWebに転がっている怪しいノウハウを学ぶより、この教えを信じた方が1億倍くらいマシです。
① Googleの検索エンジン最適化スターターガイド
教典その壱。
② Search Consoleヘルプ
教典その弐。
何回も何回も読んでいって、「当たり前じゃん」と思えてきたら初心者からは抜け出せます。
理論と実践をバランスよく摂取しよう
また、「理論」と「事例(実践)」をバランスよく取り入れるとよいと思います。「理論」だけでも施策のアイデアが枯渇しますし、「事例」だけではフレームワークをあみ出せなかったり、ベストプラクティスかどうかの審美眼のスキルが育ちません。バランスが大事ですね。
もし自身が情報工学などの技術畑出身なら、SEOの技術書を読む方がハラ落ちしやすい
アユダンテさんの『SEOを強化する技術 エンジニアが内側から支えるサイト設計・構築術』あたりがジャストミートでした。検索エンジンの作り方を知ることで、検索でヒットしてもらいやすい方法を知っていく、みたいなアプローチですね。
SEOの独学におすすめの本や資料など
よく読んでいました。リンクも添えておりますので、ブクマなりホーム画面に追加なりされてみてください。
本なら「10年つかえるSEOの基本」と「いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方」をまず読んでみると良いです。
「10年つかえるSEOの基本」は、新人さんの教育資料に激しくおすすめで、ポップで読みやすく、本質的な考えが詰まっています。
「いちばんやさしい新しいSEOの教本」については、ジャンル別のおすすめのサイト構造の作り方や、内部リンクの張り巡らせ方がわかるので、SEOの定石を学ぶ本として優れています。
あとは、ちょっと初心者には難易度は高いですが、「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」はSEOの打ち手が数多く紹介されているので、戦術の引き出しを増やすことができてオススメです。
以下は、ウェブ記事の紹介です。
・バズ部
全記事を血肉にする勢いでよく読んでました。
・SEO HACKS
全記事を血肉にする勢いでよく読んでました。
・SEO 検索エンジン最適化 | 自分で実施するためのSEO情報
SEOの重鎮・住さん運営のサイト。少し歯ごたえがあるかと思いますが、専門用語がわかってきたら成長してきた証拠です。
・ちびクロの細かすぎて伝わらないネットサービスの話
事例がたっぷりで、「こうやる方法もあるのか!」とアイデアを貯めやすいです。
ほかにもいろいろありますが、紹介しすぎると発散してしまいそうなので、このへんで。あちらこちらの情報をとっ散らかって読み進めるよりは、重要度の高い教科書をひたすら勉強してい方が実は効果的です。
玉石混交のSEO情報の海をどうクロールしていくか
SEOに関する情報は氾濫しており、「それ?まじ?」なコンテンツなど、何が正しくて何が正しくないかのファクトチェックは難しいです。
そこで、インプットにおいては、「情報の鮮度(最新の知識かどうか)」と、「誰が言っているか(信頼ある人の発信かどうか)」を気にするとよいです。
SEO業界の重鎮の方々らの情報を信じて取り組んでいくのが安全ですね。
まとめ
SEOで成果をあげていくには、
①SEOに取り組むにあたってのマインドセットを整える
②教典であるGoogleの公式情報を見るべし
③ベストプラクティスを積み重ねるべし
④ひたすら実装&PDCA
のステップになるので、まずは良質な情報をたっぷり摂取して、良い施策を実行できるようにフレームワークやベストプラクティスをあみだせるようになっていければいいですね。
参考になれば幸いです。
SEOの便利ツールが大量に紹介されている!これはいい…。メモ。
リダイレクト検証
HTTPヘッダ情報解析
アウトバウンドリンク解析
HTMLタグ利用状況解析ツール
robots.txt解析ツール
HTMLファイルサイズ計測
メタタグジェネレーター
キーワード出現頻度解析
などhttps://t.co/Dm76pGxyDS— ムロヤ (@rmuroya) August 20, 2018
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