私が意識しているインプットへの考え方についてシェアします。
考え方スキルをメガ建築しよう
基礎 is 徹底が最強です。
基礎的な思考法は、料理でいうと「さしすせそ」の調味料だったり、工具でいうとペンチやドライバーだったり、ファッションでいうと靴やシャツみたいなもの。
テクニカルな手法論とかハックといいけど、その前にこのへんの大切なことがすっぽり抜け落ちないようにしないとねと思います。
・原因と結果
・相関関係と因果関係
・戦略と戦術
・目的と目標
・KGIとKPI
これらを混同していたり、ふわふわと理解していると、仕事道具として、人生を生き抜く思考法として扱いにくくなります。
よく使う思考道具ほど磨きまくったほうがいろんな問題が解きやすくなったり、的確に根本原因を見つけやすくなります。
こういう観点でインプットや思考トレーニングを積んでいくことをおすすめします。
他人と同じようなインプットでは差がつかない
新年など、学びについて検討し直す絶好の時期にわたしが心掛けているポイントについて紹介します。
それは「インプットを差別化する」ということ。
SNSでは無料で学べるものがバズって流れてきますが、みんなが知っているものに希少価値はありませんよね。人と同じこと知ってても、そこに希少価値はないのです。他の人も知ってますから、同じような思考・行動を生むでしょう。
もちろんベストセラーは教養として、共通言語として学ぶ価値はありますが。
そこで、このようなアクションをとるのです。
・マーケティングであれば、巨匠セオドア・レビットの本を買って学ぶ。
・ハーバードビジネスレビューの論文漁ろう。
・いいなと思った有料noteは躊躇なく買ってみる
・日経クロストレンドを購読してバックナンバーを検索して漁りまくる
・国立国会図書館に行って、昔の経済誌を読んでみる。
・プレミア価格ついてても絶版本を買う
・人と会って話を聞く。
などなど。
このように、知識に課金するのです。
ペイウォールという言葉ある通り、情報が無料で大量に流れている時代には人は無料で情報を取ることが当たり前になっており、この課金の壁を超える人は非常に少ないです。
しっかり知識に投資することで、人生というゲームはサクサク進みやすくなると思います。
他にもおすすめなのが、「いかがわしいこと、他の人はオエッとすること」な学びが好きなら、それは非常にチャンスです。その学びに参入してきませんので、言ってしまえば学びのブルーオーシャンなのです。
わたしだったら数式とか工学とか理系が好きですし、脳科学とか認知科学とか好きですし、ハイテクノロジーな機械学習とか、あとは怪しげがあるマインドフルネスとかポジティブ心理学が最近の関心テーマです。
皆が飛びつかないけど自分は好きで関心あるものはチャンスが多いと思います。その界隈では自分含めごく少数しか知らないだろうから、独自の発想をもたらし独自の施策をもたらすかと。
このようなインプットを経て発想した施策については、外から見ても意義とか狙いとかわからんだろうなと思います。昔のホットリンクのユニークなメルマガもそうですし。
「人と同じようなインプットになっていないか?」
「わたし独特の観点や視点を作れているか?」
など、今年の学習計画の参考になれば幸いです。
アウトプットにつながっていないインプットになっていないかチェック
昔、上司から教わったことで今でもよく使う思考法があります。
それが掲題の「アウトプットにつながるインプット」を心がけるということ。
とりあえずGoogleAnalyticsを眺めるとか、とりあえず調査するとか、データをただただ単に眺めても、そこから有益な示唆は出づらいです。異常値としてよっぽどの危険信号とか超絶いい結果とかが出ていない限り。
分析についても同様で、示唆が出ない分析に意味がありません。
「で、それを知ってどうなるの?」
「それ知った前と後とで行動は変わるの?」
こういう観点が抜け落ちると、分析すること自体が目的となってしまって満足してしまいます。これではアウトプットにつながりません。
また、小さな数値の分析も要注意。小さな数値をいくら細かく分析して伸ばそうと工夫しても、小さな数値の改善は小さな成果しか生まれないことが大多数なため、改善に費やすコストとリターンが見合わないこともザラです。ZARA。
そんな感じで「アウトプットにつながるインプット」を心がけてみると、どんどん成果に繋がっていくかと思います。おすすめです。